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劇場版「AURA」感想2013-05-03(Fri)

 好きなライトノベル「AURA」が映画化されたので見て来ました。面白かったけど、原作の方が良かったかな。

 原作の方が良かったと思う最大の理由は

・主人公の心情描写の不足。

 原作はライトノベルによくあるように、主人公の一人称視点で進行します。ですから地の文はモノローグなわけで、当然心情描写が多くなるんですが、映画ではこの描写が薄かった。
 
 主人公が妄想戦士(ドリームソルジャー。所謂アニメ的ラノベ的な厨二病患者)に対して抱く嫌悪感と、他方で彼らをいじめるスクールカースト上位のメンバーへの憤りが混在した複雑な心情が原作では事細かに描かれており、読んでいて非常に没入感がありました。「普通でありたい」と考える主人公って今や主流ではとさえ思えるんですが、本作ではそこに説得力がしっかりあったのです。

 映画では主人公のモノローグは冒頭のみで、以降は表面的に見える要素から彼の心情を推察するしかありません。そして、自分のように原作の記憶から補完して見られる人間に対して、映画単体で見ている人はかなり彼の言動・行動は突飛に感じたんじゃ無いかな。

 もちろん、主人公の長ったらしいモノローグを映画でやると非常に間延びするというのは理解出来ます。出来るんですが、それなら間延び覚悟でモノローグを入れるか、間延びして感じない範囲でモノローグを入れるか、映画化するならすべきだと思うんですよね。
 アニメのことも映画のこともまるで知識が無い身で偉そうに言いますが、主人公の心情というのはこの作品の核ですから、(どうするのかと言われたら口をつぐむしか無いけれど)どうにかして欲しかった。


・作画が微妙

 多分劇場アニメの一般的に最大の魅力とされてるのって、潤沢な予算による美麗な作画だろうと思うんですが、これもそれほど感じず、ビジュアル面で良子の幻想的な美しさを演出できていた気はしません。ただ、終盤の机で築いた神殿は、「机何百個使ったんだよ」「作れるわけねえだろ」と突っ込みながらも迫力満点でした。

 まあ、アクションがある映画でも無いし、俺はヒロインの可愛さを見たくてこの映画を見に行ったわけでも無いんですが、それでもねえ。

 そういうわけで、商業的な面はともかく、純粋に作品として見ると原作読んでりゃ事足りるよなあって感じであんまり意味の無い映画化ではないかと思います。原作にもダメな点はあるけど、劇場版はダメな点の印象がより強調されちゃってる。つまらないわけじゃないので、原作ファン、田中ロミオファンは見に行ってもいいかも知れない。


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